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和時計の紹介
香道具の世界のページで焼香の方法を紹介しましたので、火時計の紹介もついでに紹介したいと思います。また古い時代の時計も紹介したいと思いますので御覧下さい火時計(ここでは柄香炉火舎香炉)の説明は下です。これら紹介した時計は現在では実用としては不定時法のため使用されておりませんまた不定時法古典落語時そばお八つ丑の刻参り正午などの言葉に現れるのがせいぜいで現代の生活では省みられることはありません私も腕時計などはカシオの電波腕時計を使用して正確です。ただ美術品として美しくそれらは大名時計博物館に収蔵されております。また火時計は密教寺院で護摩という儀式の時、また古の雰囲気を醸し出すために現在も使用されております。では具体的に何処に行けば本物を見学出来るかといえば下に紹介した柄香炉と火香炉は高尾山薬王院飯縄権現堂(いづなごんげんどう)向かって右から入場し一番右に柄香炉、火舎香炉(かしゃこうろ)に抹香を仕込んでいる様子と御修行に参加すればこれらの火時計が現実に使用されている様子が御覧頂けます。また常香盤川越喜多院(台密、天台宗の密教寺院)の春日局化粧の間にも記憶では本堂にもあると思いました。いずれも現実に使用しております。また僧正様が現実に抹香を仕込む様子を偶然拝見した事も有ります。関西地区では京都の教王護国寺(東寺の事、勿論東密、東寺の密教寺院)の記憶では観智院(そこで弘法大師様の風信帖を見た記憶がある)に常香盤が有って実用だそうです。(係りの女性は言っていた)私が訪問した時は消えていた。あとは東寺の宝物館に有るらしいが現物は見た記憶は有りません。護摩の時間はやはりホーホケキョとか鳴る鳩時計では雰囲気がないので常香盤も同様の理由で現在も使用されていると思います。
↓日時計  機械式時計
機械式和時計
左の和時計の部品 下は写真は色々な和時計を紹介している和時計の本です。私も読みました。堺鉄砲研究会の澤田平淡交社から出版されていますが、現在は入手出来ないかもしれません。↓
日時計
↓火時計(常香盤) 学研ホールディングス
学研大人の科学・和時計
ふろくに二挺天符式和時計(自分で組み立てる物)が付いています。Vol.28 二挺天符式和時計 大人の科学マガジン 大人の科学.net
火時計(常香盤大名時計博物館所蔵)
常香盤紹介下アイコンです。
(↑上の写真は機械式時計その部品の一部)
川越時の鐘、写真クリック川越祭りの様子御覧頂けます。 和時計を紹介した本
川越市のシンボル時の鐘
弊作現代の時計(主に腕時計)の紹介ページへリンク
上のサムメイルは火時計(法要の時間を計る柄香炉と火舎香炉の抹香の準備の様子)の紹介。下の戻るの字をクリックすると香道具の世界というページに戻りますがそのリンクに香雲堂玉初堂上信堂の紹介が有ります。そのメーカーの薫香炭の火種はこの香時計を簡略化した物です。またよく香時計に使用する抹香を「抹香臭い」と言いますが全くの誤解で抹香に殆ど香りは有りませんもし抹香みたいな物で香時計の原理で香りを楽しみたいのなら塗香(ずこう)を使って下さい。※そんな物使うんなら線香のが良いですけど、線香と言えば今は練香、線香、匂袋を作れるキットも販売しています。渋谷の東急ハンス゛の確か3階で本物見ました。上にその会社薫物屋香楽のリンク着けて置きました。※下のサムネイルで紹介している柄香炉、火舎香炉、抹香を扱う道具の購入は安藤で購入出来ます。また弊作東洋の占い世界でもリンク貼っております。突然ですが密教の僧侶は香の事に詳しいと思います。理由は護摩の儀式は五香とか香の扱いそのものだと私は思うんですがこんな事は忘れて下さい。呪術の専門家と思われるのは嫌ですから。09/3/14デザイン変更、09/10/21更に表を使った物にデザイン変更とともに川越祭り写真リンク挿入。
和-TimeRhythm ~和時計の暮らし~ 平成式和時計-江戸之刻-腕時計-通販 淡交社|京都の茶道美術図書出版社
川越市公式ホームページ Kawagoe City Official Web site 滋賀県博物館協議会:近江神宮時計博物館 松本市時計博物館
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