冨山房発行の十八史略、巻7の度宗皇帝、右より三行目、10月建国より元の国号をつけた経緯が述べてある。大略は昔、聖なる王、堯舜や古の王朝はそれぞれ国号を吉祥の名前を選んだのに世も末となると例えば漢、秦なんぞは初めて国が起こった。地名、隋、唐も始めて国公に封ぜられた地名です。我が国の大元と言う名は「易経」の乾元の義から国名を取ったんです。と言っています。最後の行の下に取易経乾坤之義が見えます。
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十八史略